城は本丸、二の丸、三の丸など郭と呼ばれる区画の集合体である。それらの郭を並べる地形によって山城・平山城・平城の三種類に区別される。 新宮城は、本丸・鐘の丸などを高台に、二の丸を平地に配した「平山城」である。

城の中心は言うまでもなく本丸でニノ丸、三ノ丸と続く。北の丸や西の丸は本丸からの方角を示している。出丸は城から突き出して設けられ、物見と前線基地の役割がある。鐘ノ丸は合図の鐘や太鼓を打つ場所である。水ノ手郭(井戸郭・清水郭あなど)は籠城時の飲料水を確保する郭である。

本丸
城の中枢部であり、本丸御殿のような居住域兼政務域を持ち、戦時には最終防衛線となる。本城、一の曲輪などとも呼ばれる。

二の丸
本丸の次に繋がる主要な曲輪の名称である。本丸と同様に殿舎を建てる場合もあり、城によっては城の中心的機能を持っていたこともある。広島城では、他の城では馬出の位置にある小規模な曲輪を二の丸と称している。二ノ丸とも書く。二の曲輪、二の城ともいう。

三の丸
二の丸の次に繋がる主要な曲輪で、家臣たちの屋敷が置かれる場合もあった。三の曲輪、三の城ともいった。そのほか、おもに本丸から見た方角にある曲輪を「(方角)の丸、(方角)ノ丸、(方角)丸」といった。

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