既に紹介済みの新宮正春特集「その時、熊野は動いた」の連載が始まる前に、作家の新宮正春さんが、熊野エクスプレスに送ってくれた暖かいメールです。締切迫る仕事の原稿よりも熊エプへの投稿に夢中になるというのがいかにも郷土愛に溢れる新宮さんらしいと思います。
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新宮正春さん/作家。新宮市出身
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小生、ただいま書き下ろし中の小説の締め切りがとっくに過ぎているのに、ついつい新宮の歴史雑学について書くことに夢中になっててしまい、ワープロ打ちはもっぱらそればかりという状況です。編集者からの電話におびえる逃亡生活スリルを楽しみつつ、原稿料にならない原稿を書くという事が実に愉快です。

中世の丹鶴姫あたりからはじめて、堀内氏善の時代、その後の幕藩体制の時代と、新宮とその周辺のあれこれをかき集めて時系列で整理し直してみると、ゆうに単行本一冊の分量になってしまいました。むろん、これには徐福のことはいっさい抜きです。
ご要望あらば、どのパートでも喜んで熊野エクスプレス誌上に提供いたします。

(ありがとうございます。締め切りがひと段落したら、丹鶴姫あたりからどうでしょうか? 我々、あんまり熊野の中世・近世・近代史を知りません。どうぞよろしく)

(2003年2月25日発行・熊野エクスプレス7号より転載)

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