matuaニュージーランドの主要栽培品種であるソーヴィニョンブラン種からの白ワイン。シトラスやトロピカルフルーツのアロマに、ほんのりとハーブのニュアンスを感じます。やわらかな酸味と純粋でクリアな味わいが印象的です。

オークランド市内から車で40分。縁豊かな市街地を抜けると、小高い丘の上にマトゥアのセラードア・ショップが見える。その奥のなだらかな斜面には、70年に植樹したという、マトゥアと歴史を共にしてきた7ヘクタールのシャルドネの畑。

祖父の代からブドウ栽培とワイン造りをしている家にふたりは育ったが、父親のワインの作り方を踏襲することはなく、ロスはカリフォルニア州立大フレズノ校で学び、ビルはニュージーランドの醸造学大学、マッシー大学で学位を取得しました。スペンス兄弟は1970年代半ば、オークランド近くの波形鉄板の小屋でワインつくりをはじめました。

それまでニュージーランドワインの主流だった甘口ワインではなく、カベルネ・ソーヴィニヨンやリースリング、シラー、ミュラー・トゥルガウ、ピノ・タージュ、そしてソーヴィニヨン・プランとさまざまなぶどうをトライするという革新的なワインメーカーでした。

今やニュージーランドワインの代名詞ともいえるソーヴィニヨン・ブランは、69年にスペンス兄弟が初めてこの国にもたらしたのでした。そして、ビルとロスの兄弟は、1973年、マトゥア社を設立しました。

91年にマールボロ最古のブドウ畑があるブランコット・ヴァレーに進出。00年には現在マールボロでもっとも新しい注目の区画、ワイラウ川の上流に、131ヘクター&のノースバンク・ヴァインヤードを開拓しました。

ここは川床に近く大きな石が多くて温暖なため、トロピカルなフレーヴァーが特徴的。ソーヴィニオン・ブランのパイオニアとして、この区画から単一畑のワインをリリースするなど、区画ブレンドが一般的なマールボロにおいて、またも一歩先を行くチャレンジをしています。

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