南方熊楠(1867-1941)は博物学、宗教学、民俗学の分野における近代日本の先駆者的存在であり、同時に植物学、特に「隠花植物」と呼ばれていた菌類・変形菌類・地衣類・蘚苔類・藻類の日本における初期の代表的な研究者です。

数ある業績の中でも、明治政府が行った神社合祀政策に反対し、自然保護活動を行ったことです。当時日本に入ってきたばかりの「エコロジー」と言う言葉を使って、「植物相互の関係」にも着目して自然保護活動を行ったことから「エコロジーの先駆者」とも呼ばれています。

熊楠翁や翁に賛同した住民たちの反対運動により守られた神社、神社林は、中辺路を中心とした熊野古道沿いに点々と残っており、それが「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録につながったと言われています。

熊楠翁生誕150周年記念式典・フォーラム
記念式典では熊楠翁への名誉市民称号授与式を執り行う。
日程:平成29年10月22日(日) 午後~
会場:紀南文化会館 大ホール(和歌山県田辺市 新屋敷町1
企画展「南方熊楠展」
国立科学博物館との共催で「現在の科学から見た南方熊楠」をテーマに開催。
期間:平成29年12月19日(火)~平成30年3月4日(日)
会場:国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
※期間中、国立科学博物館で白浜の南方熊楠記念館と共催で実施している南方熊楠ゼミナールを開催。
※準備中のもので、イベント名、内容、日程は変更する場合があります。

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