1999年に、ツアーに頼らず自ら企画するイギリス自由旅行を敢行した「コッツウォルズ紀行」を掲載しました。旅程に従った各地の状況を記録した記事に続いて先週は、旅の間の「エピソード」を紹介しました。今回は、イギリスに関するその他の情報を筆者の観点から「トピックス」として紹介していきます。
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タックスフリー・ショッピング
旅の楽しみのひとつはショッピングである。普段はもったいないからといって我慢していても旅に出ると意外にあっさり買ってしまう。それはそれでいいのかもしれない。ただ、払う必要の無いものまで払うことはない。普段から高い税金で苦労している庶民としては、出来る限り取り戻してやろうではないか。

◆イギリスの免税システム
イギリスでは、約10万店がヨーロッパ・タックス・フリー・ショッピング社(ETS)に加盟している。外国人がその店で買い物をした場合、付加価値税(VAT)17.5%のうち、手数料などが引かれて最高14.4%の払い戻しを受けることが出来る。ただし、店によって手数料が異なり、また免税を受けられる最低購入額が異なるので注意が必要。目安は£50~100以上。

◆手続きの手順
1)書類をもらう
”Tax Free for Tourists”のサインのある店で買い物をしたら、”VAT form, please”といって書類を作成してもらう。この時パスポートの提示を求められるので必ず携帯すること。VATフォームと店名が記載された封筒が渡されるので、購入の明細、払い戻しの税金額がきちんと書き込まれているかどうか、その場で確認したほうがよい。

2)税関審査を受ける
出国時に税関窓口でパスポートと対象商品を提示すると、VATフォ-ムに確認スタンプを押してくれる。チェックインの際に対象商品を預けてしまうと払い戻しは受けられない場合があるので、機内手荷物として持ち込むようにするとよい。(今回は、商品の提示は求められずVATフォームとパスポートのみでスタンプを押してくれた。)出国後にほかのEU国を経由する場合、EU最終出国地で手続きすることが可能である。

3)払い戻しを受ける
現金で受け取りたいのなら、空港の払い戻し窓口にスタンプを押してもらった書類を提出する。英ポンドmたは米ドルでの小切手送金もしくはクレジットカード口座への振込を希望するなら、購入時にもらった封筒にスタンプを押してもらった書類を入れて税関の近くにあるポストに投函すればよい。ただしこの場合、入金するまで最低2ヶ月はかかる。

(上記は20年近く前の情報です。イギリスの税制も変わっている可能性もありますので渡航される方は、再度チェックの上お出かけください。)

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