新宮城
城を学ぶ~国史跡「新宮城」スライドショー改訂版
国史跡「新宮城」スライドショーに、文字による解説を追加した改定版を制作しました。 こちらからご覧ください。 https://castle.shingu.net/slideshow-shingujou/ 0
城を学ぶ㊲~城の種類
城は本丸、二の丸、三の丸など郭と呼ばれる区画の集合体である。それらの郭を並べる地形によって山城・平山城・平城の三種類に区別される。 新宮城は、本丸・鐘の丸などを高台に、二の丸を平地に配した「平山城」である。 城の種類 & …
城を学ぶ㊱~本丸・二の丸・三の丸
城は本丸、二の丸、三の丸など郭と呼ばれる区画の集合体である。それらの郭を並べる地形によって山城・平山城・平城の三種類に区別される。 新宮城は、本丸・鐘の丸などを高台に、二の丸を平地に配した「平山城」である。 城の中心は言 …
城を学ぶ㉞~馬出とは
城の防御ということを考えるとき、出入り口である虎口をどう守ればよいのかがポイントとなる。万が一的に城まで攻め入られても本丸に近づくことができないように、桝形虎口を作ったり、本丸の周囲に二の丸と呼ばれる建物を作ったりといっ …
城を学ぶ㉜~縄張りとは
縄張りとは城の平面プランのことであり、具体的にいうと堀、土塁、石垣、曲輪、虎口といった部分の配置や組み合わせをいう。言い換えれば城の基本的な設計図のようなものである。 実際には築城する土地の地形、守備兵力や装備・編成、築 …
城を学ぶ㉚~桝形虎口
外枡形の枡形虎口。矢印は寄せ手の進路を示す。枡形虎口の名前の由来は、一升枡から。戦国末期には西日本を中心に枡形(ますがた)と呼ばれる虎口が現れた。これは虎口の前面に方形の空間を設け、そこに門や口を2重に構えることで、攻撃 …
城を学ぶ㉙~食違虎口
矢印は寄せ手の進路を示す。合戦が大規模になってくるとさらに虎口の重要性は増し、城郭の防衛力向上のため、堀、土塁、石垣の配置に工夫が施されるようになる。 喰違虎口、食違虎口(食違虎口、くいちがいこぐち)は土塁や石垣を平行で …
城を学ぶ㉘~平入り虎口
矢印は寄せ手の進路を示す。もっとも基本的な形態は平入り(ひらいり)と呼ばれるもので堀、土塁(石垣)などで曲輪を構成してその真正面に虎口を備えるものであった。この場合、大軍で押し寄せた寄せ手を正面から防ぐことになり城側に不 …
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